腸活において、腸にとって良いことと悪いことを知っておく必要があります。
そこで今回は、「腸にとって悪いこと5選」についてまとめていきます。
腸へのダメージを減らすことのメリット
腸活において、腸にとって良いことを取り入れることはもちろん大事ですが、「腸にとって悪いことをなくし、ダメージを減らすこと」のほうが取り組みやすく、非常に効果があります。
腸活と聞くと、取り組みにくい、続けるのが大変そうと考える方が多いかもしれませんが、今やっていることを見直し、ひとつずつ悪いことをなくしていくだけでも腸活になるのです。
腸にとって悪いこと5選
①抗生物質
様々な病気の治療において幅広く使用される抗生物質ですが、副作用で下痢が生じることが多く、腸にとってはあまり良くありません。
私自身も、最近親知らずを抜いたのですが、その時にも抗生剤を処方されました。免疫抑制剤を飲んでいることもありますし、先生も必要最低限の数を処方してくれました。
抗生剤を使用する場面は結構多いので、使用する際は医師と相談し、必要な時に必要な分だけ使用するようにしましょう。
②食品添加物
食品添加物は、腸にとっても悪いものですし、健康全般にも良くありません。危険性も高く、身体にとって毒と言えるでしょう。
危険性が高い添加物の代表例が「人工甘味料」です。飲食物に含まれていることが多いので、食品に記載されている原材料名を見るクセをつけると良いでしょう。ベーコンやハムのような加工肉にも危険性が高い添加物が含まれていることが多いです。
食品添加物は、下のように「/」で区切られた後に記載されていることが多いので、ぜひ参考にしてみてください。
名称 | ゼリー |
原材料名 | 砂糖、濃縮果汁、植物油脂/ゲル化剤、酸味料、香料、着色料 |
食品添加物は、安全性が高いものもあれば、危険なものもあり様々です。詳しくは今後また紹介したいと思います。
③砂糖
砂糖には、胃腸の動きを制限して消化能力を落とすほか、血糖値を急上昇させ血管を傷めることにも繋がり、腸の血管にも良くありません。
また、砂糖は悪玉菌の好物でもあるので、砂糖を摂りすぎてしまうと悪玉菌が増殖する原因にもなり得ます。
清涼飲料水にも多くの糖類や添加物が含まれているものもあります。スポーツドリンクにも糖類が多く含まれています。腸活においては、水分補給は基本的に水やお茶が良いでしょう。
ただ、砂糖は摂り方に気をつければダメージを減らすこともできますので、賢く摂ることが重要です。
④お酒
お酒のアルコールは、腸内細菌にダメージを与え、悪玉菌を増やすことがわかっています。
また、多量の飲酒を長い間続けると悪玉菌が増え、癌の原因物質が増えることが研究でもわかっており、悪化すると脂肪肝や大腸がんを発症するリスクが上がります。
ただ、付き合いの関係でお酒を飲む機会はあると思います。そのような時は、飲酒前に食べ物を食べる、添加物入りのお酒は避ける、少しずつ飲み水をはさむなどの方法があるので、工夫して飲むようにしましょう。詳しくは今後また紹介します。
⑤タバコ
タバコは勿論、良くないです。
タバコに含まれるニコチンは、全身の血流を悪くするだけでなく、消化管の血管の粘膜を荒らし、潰瘍をつくる原因にもなり得ます。
クローン病においても、喫煙は再燃の確率を上昇させることが研究でもわかっています。
まとめ
腸活において、腸にとって悪いことを理解し、日常生活の中から無くしていくことは非常に効果がありますし、取り組みやすいと思います。特に、抗生物質に関しては、治療に必要なものでもありますが、下痢を防ぐ方法もあります。今後それについて詳しく解説したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
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