【腸活×IBD】オメガ3(n-3系脂肪酸)でIBD治る⁉︎IBD患者は摂取して良いの?
オメガ3とは、魚油に含まれるDHA(デコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、エゴマ油などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称です。人間の体では作ることのできない不飽和脂肪酸で、必須脂肪酸の一つとされています。オメガ3が多く含まれる食材の例としては、イワシやサバなどの青魚、アマニ油、エゴマ油があげられます。
【腸活】最強!「シンバイオティクス」の効果/「プロバイオティクス」×「プレバイオティクス」
シンバイオティクスとは、プロバイオティクス(善玉菌を含むもの)とプレバイオティクス(善玉菌のエサとなるもの)を両方摂取することをいいます。これにより、善玉菌が増え、より効果的に腸内フローラを整えることができるのです。善玉菌を含む食品を摂ること(プロバイオティクス)は大事で、そこに善玉菌のエサとなるもの(プレバイオティクス)を同時に摂ることで、より効果的に腸内環境を整えることができます。短腸症候群の患者(腸の一部を切断した患者など)にシンバイオティクスを投与した結果、有害菌が減少し全身の栄養状態が改善したという臨床報告もあるそうです。
【腸活×IBD】腸にとって悪いこと5選〜腸へのダメージを減らそう〜
腸活において、腸にとって良いことを取り入れることはもちろん大事ですが、「腸にとって悪いことをなくし、ダメージを減らすこと」のほうが取り組みやすく、非常に効果があります。腸活と聞くと、取り組みにくい、続けるのが大変そうと考える方が多いかもしれませんが、今やっていることを見直し、ひとつずつ悪いことをなくしていくだけでも腸活になるのです。抗生物質、食品添加物、砂糖、お酒、タバコに注意しましょう。
【腸活×IBD】食物繊維ってお腹に良くないの!?
食物繊維には、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2つがあります。水溶性食物繊維は、果物・芋類・根菜類・こんにゃく・海藻類などに含まれ、善玉菌の栄養素になると共に、悪玉菌が増えるのを抑えてくれます。不溶性食物繊維は、豆類・ごぼう・穀物類などに多く含まれており、死んだ菌や不要なものを絡め取り便の量を増やして、排泄を促進する役割があります。また、腸の蠕動(ぜんどう)運動が促されるため、消化管を通過する時間を短縮したり、便を適度に柔らかくして排泄しやすくしたりします。